■会社の歴史 その3
えっ、お店に戸が無い??
製造・卸・小売の3部門で他の追従を許さぬ??
昭和30年頃の本社社屋

ヨーロッパやアメリカからショートケーキやデコレーションケーキなどの洋菓子が本格的に入ってきたのは昭和30年代。松山丸三ではお菓子屋さんを集めて、講習会を開き、洋菓子普及の先鞭をつけた。昭和35年の頃である。

 当時は、まだ一般的にも油脂やョコレートを使う習慣がなかったが、生活習慣の洋風化と共に洋菓子は驚くような勢いで広まっていった。また、オイルショック後の、昭和48年には、お菓子の材料や器具を一般のお客様に販売する店をオープンする。当時は卸がこのような小売のお店を開くのは珍しく「卸が小売を始めた」と非難を浴びた事もあった。この頃、百貨店等でもぼつぼつお菓子の材料が売られ始めたが、松山丸三ほどこまめに品揃えをしている店は無く、卸のような大きい単位でなくても購入できる点もうけた。何しろ、お店で小分けし、すぐ販売するのだから新鮮で安心でもあった。

上記写真は昭和30年頃の写真。卸問屋ゆえ店の扉が無い。昭和ののどかな良き時代であった。
 また、もうひとつの人気の秘密が、店で定期的に開催してい家庭用のお菓子やパン作りの講習会である。お店の上で開催しているので原材料や道具には困らない。また、毎日入荷する新たな材料や情報をもとに講習をするので毎回参加をしてもとても新鮮なのだ。1回ごとのコースなので初心者の方でも気軽に参加できるのも魅力である。

 SHOPの2階に明るい講習会場「
スウィート・キッチン」の講習会は、毎月募集と同時に定員に達するほどの人気振りである。

以降、幾多の紆余曲折を経て、21世紀の現在においても創業時の懐の深さとユニークさを持ち続けつつける企業であるべく、日々研鑽を積んでいる。