
オープン以来たくさんのお客様にご愛顧いただき、クッキーを焼く量も日ごとに増えて行ったラ・ブランシュさん。
そこで、人気商品であるクッキーの「機械化」を行うことに!導入の決め手、実際の使用感をインタビューしました!


合理性よりもまず、製品が向上するか
ラ・ブランシュでは、製造工程を機械化する際、「効率が上がるか」よりも「製品の質が向上するか」に重点を置いて判断しています。
「ロングクッキー押し出し機」で生地テストを行った結果、質が高いクッキーが安定して生産できると判断し、導入を決めました。
パティシエが成型する場合は、職人により生地の扱いに差が出ます。不慣れな場合は必要以上に生地を練ってしまい、グルテンが出て食感が悪くなったり、手の熱でチョコが溶けたり・・・など、品質がまちまちになったり、思ったより生産性が上がらなかったこともありました。
その点、「ロングクッキー押し出し機」なら、高いレベルの製品を安定して作り続けることができます。「製品の向上をはかったら、合理性も付いて来た」と捉えています。
時短、そして製品レベルの安定性が図れます。
色々な形状のクッキーが作れる汎用性の高さにも注目!
最初に生地テストを何度か行えば、機械の扱いはとても簡単です。私の場合は、生地を仕込んですぐには成形せず、少し寝かせて固さを見ながら「ロングクッキー押し出し機」に投入、成型しています。
生地は粉:油脂=5:5もしくは6:4の割合で作っていますが、ひび割れや型崩れはほとんどありません。
コンベアのスピード調整も可能なので、硬めから柔らかめまで、さまざまなクッキー生地を綺麗に伸ばすことが可能です。
機械の置き場が必要になりますので、その点はご注意を!

